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2012年3月3日土曜日
薬の処方が出来ひん!
4月から、精神科で処方できる薬の種類が限定される。
まず、決まってるんが「睡眠薬」や。
一言で睡眠薬、言うても、短期型・中期型・長期型・睡眠導入剤も睡眠薬に入る。
ソレを医者が患者の症状に合わして、処方するねん。
この「処方」ツー作業は、精神科医が、マジで患者と向き合わんと出来ん事や。
睡眠薬も、患者さんによって、各種相性を考えて、数種類を処方する。そーせんと寝られんかったり、途中で起きたり、朝早よう起きすぎて、寝不足で1日体調不良になったりする。シビアなんや。
ソレが4月から、睡眠薬は、たった2種類しか処方したらあかん。って。厚労省からのお達しが有って、日本中の精神科医がてんやわんやしてる状態や。
考えてみ。
自分が寝られんかったらどー成るか。
まず、寝不足で、心臓がバクバクする。コレが又しんどいねん。
んで、食欲が無ー成る。
衰弱するがな。当たり前や。人間は寝るように出来てるもん。
まだ、確定してへんのが「精神安定剤」やけど、コレも、患者さんの症状に合わせて処方するのが当たり前。
たとえばの話、鬱病の患者さんは、治りかけに自殺が多い。
何でか。
マジで悪いときは、自殺するエネルギーも無いしや。
精神安定剤も、睡眠薬並みに成る予定らしい。
んな、アホな話が有るか?
そんなんで、患者さんとマジで向き合うたはる精神科医が、まともに薬を処方できんがな。
ッタクー。厚労省のアホが!
確かに医療費の仲で、薬代(薬価)がしめる割合が多いのは事実や。
けど、処方できる薬の種類までをお達しで制限して、薬価を抑えよう。てな考え方には賛成できんわ。
精神障害者に「死ね」言うてるんと一緒やん。
俺も、実は、精神障害者や。
地球では1日24時間で生活せんとあかん。
アレは確か・・・俺が20代の頃。新聞広告に「この様な症状が思い当たる人はご連絡ください。」って有った。
俺の症状とドンぴしゃやった。
検査入院の結果、俺の体内時計は、血圧・心拍・ホルモン・他。全てが30時間周期やねん。
病名は「非定型睡眠覚醒症候群」
しかも、普通の人間やったら、日光に当たったら体内で合成される「メラトニン」も、俺は合成できひん。
アメリカは広いし、国の仲に時差がある。
しゃーし、メラトニン、は、「サプリ」扱いでコンビニに売ってて、飛行機で移動するビジネスマンの御用達や。
そやのに、日本では、サプリ扱いどころか、薬としても、認可され取らん。
俺の場合、今現在、睡眠薬が7種類。んなもん2種類にいきなり減らせる訳ないやん。
アホの厚労省のお達しは、2年に1回ある。
かなり前のお達しでは、精神病院に入ってる患者さんを、病院から出そう。ツーのが有ったんを覚えてる。
産まれてすぐに、入院して、もしくは、何十年も入院したはって、いきなり現実社会に放り出されはった。
通院で誤魔化したはったけど、今回のお達しで、どー成る事やら。
新薬の認可は遅いは、アウトが出てる薬を使い続けるわ・・・言い出したらキリがない。
ッタクー。厚労省のドアホが!!
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