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2012年8月26日日曜日

乳癌検診は詐欺や!

俺の場合、母親と愛猫を乳癌で死ぬのを看取った。
乳房が赤に腫れた時には、食事も取れんようになって一気に衰弱した。
乳房が爛れて血膿が出だした頃には意識も有るか無いかで、痛みでもがき苦しんで死んだ。

そやし俺は10年以上前から社会保険病院で毎年乳癌検診を受けてた。

所が、今年は乳癌検診を受ける前に、入浴中に右の乳房にしこりを見つけた。
すぐに、毎年乳癌検診を受けてる社会保険病院の乳腺外来を予約して受診した。

マンモグラフィーだけではサッパ解らんかった。
エコー検査で、それらしき物が2個見つかった。
紹介状を書かれて、MRIの画像診断専門のクリニックで造影剤を使てMRIを取った。

医者がその場で説明してくれる思てたら、画像診断だけで、説明は社会保険病院で。って言われた。

社会保険病院の説明ではMRIの画像から、ほぼ間違いなく乳癌やって。俺はソノ画像を見て乳癌やって確信した。

しこりの有る場所から3カ所針で細胞を取って生体検査に回された。結果を待つ事1週間。
それで、乳癌の確定診断がおりた。

大きさから考えても、今年や去年に出来た乳癌違て、最低5年前から有ったらしい。

俺の乳癌は、正式名称「浸潤性小葉癌」ツーねん。
コレが又、タチが悪い。浸潤度も高いし、体中のどこに転移するかも解らへん。

社会保険病院ではオペが出来ひんし、又、紹介状を書かれて別の病院に転院した。

そこでも、再度、エコー検査をした。設備が整ってると評判がええだけの事はあって、エコーの画像も鮮明やった。そこで親玉みたいに大きい癌をもう1個見つけて、乳房全体に散弾銃の弾みたいに癌が広がってるんを自分の目で見た。

右乳房は全摘するしか無い。

全摘しても、再発や転移の可能性が0に成るわけでも無い。最低限5年の治療を要する。

生体検査を更に精密検査せんと、抗ガン剤・ホルモン療法・放射線治療。どれを組み合わせるかが決まらん。それも更に待つ事1週間や。

待ってる間に進行したら、俺、どない成るねん。

乳癌に罹患したし、ピンクリボン運動のHP見て愕然とした。ピンクリボン運動って、乳癌撲滅の活動やと思とったし。

全然違た。マンモグラフィーの受診率を高める。マンモグラフィーの機械を贈呈。そんな事しか書いて無い。エコー検査のえの字も無かった。

他の病院には、乳癌検診はマンモグラフィーとエコー検査を併用するように、綺麗なデザインのポスターが貼ってあった。

今の乳癌検診の項目を誰が作りよったか知らんけど、マンモグラフィーで解るんは、石灰化してるような比較的安全な乳癌で、マジでヤバい悪性の乳癌はエコー検査でしか解らんのや。

んな事、俺が知ってたら、当然、乳癌検診の時、エコー検査もしてる。ほったら、もっと早期発見出来たんや!

今まで何のために毎年毎年乳癌検診受けてたんか。全くの無意味やった。

乳癌検診の検査項目決めよったん、例によって俺の天敵の厚労省ちゃうやろなー!