信用するのに無理がある

菅直人。残念ながら現在の日本のトップなワケやん。

んで、彼が言うには「お盆までに仮設住宅に全員入居出来るように約束する。」ってよ。

信用出来る？　今まで「約束」を守ったことがない人に「約束」されてもなぁ。

大体からして、「仮設住宅」を建てるための役割分担に無理が有るやん。

・資材の調達→国の役割

・誰が建てるんか→都道府県の役割

・用地の調達→市町村

待てヤー。思わへんか？

市町村が、実質上、無いとこ、どないするん？

ほれ、国がやらんと話が進まんやん。

んでなー。

仮設住宅１戸あたりの費用が714万円。

ぼったくりやろ。

ほったらな、国の補助金300万として、地震保険から出る分貰て、

仮設住宅の代わりに714万円現金で貰たら。

俺が住んでるボロ家より、立派な家が建つやん。

今、脱原発。の動きが盛んになってる。

俺は、今まで、何の疑いも無しに

原発＝安心・安全・便利・快適。思てた訳。

けど、使てる材料の、最終処分場が無いことは知ってた。

ツー事は、俺も「安全神話」を信じて、電気で快適。思てたんやし、共犯とも言える。

もっと知識があって疑いを持ってた人もいる訳で。

イヤー。俺は、「コスト」の事まで考えてへんかったし。

例によって、引用させていただく。

出典：石田雅彦氏のブログより。注：転載の許可を得ています。

オレは東電原発事故が起きてから後ろめたかったんですね。
だって、辺地に原発を押しつけ、都会で快適な電化的生活を謳歌してきたわけですから。

でも、それは半分くらい違ってました。

電力会社も行政もマスメディアも、こぞって「原発は安全で環境に優しい」と言ってたんで、オレも予定調和的共犯者としてそれに乗っかってたわけです。

「ホントかよ原発ってマジヤバいんじゃね」とか内心では思っていても、敵は巨大だし、周囲に賛同者いないし、一生棒にふるのもなんだし、ということ。
連中が「安全で環境負荷も低い」っつってんだから、まァここはダマされておこうと思ったのもウソではない。

で、そうしたオレ自身の「言い訳」を差し引いても、半分くらいは連中のダマしのほうがイクナイのは確か。

たとえば、原発が低コストなんてのも、実は大違いでキロワットあたりの単価はほかのどんな発電システムより金が掛かりますね。

なぜなら、原発の効率には、最初から放射性廃棄物の処理コストを含んでないから。

超ウラン元素を含む低レベル放射性廃棄物（TRU廃棄物）最終処分費用として7,432億円経済産業省資料もかかり、高レベル廃棄物も含めると合計で3兆円以上もかかるわけです。

ただ、この国の司法は、民事なんて「ダマすほうよりダマされるほうが悪い」みたいな立場なのも確かなので、ウソとわかっていてダマされても完全な免罪ではありませんね。
ダマされたふりをしてきたオレ自身については、半分ないし2/5くらいの責任はあると思うわけです。