F1ドライバー日本震災応援メッセージ

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2011年4月11日月曜日

1ヶ月

もう1ヶ月。まだ1ヶ月。

黙祷を捧げてほんの数時間で、又もや余震。

午後5時6分福島県中通りを震源として、M7.1

それ以降、未だに余震が続いている。

俺は、大きな勘違いをしてた。

被災者の方は、0からのスタートなんやって。違う。

借金だけが残ってる人は、-からのスタートや。

と言うよりも、現状では、自分のスタートラインを解ってる人の方が少ないように思う。

まだ、身内の人の安否が解らへん人。心配でたまらんで、自分の立場なんかにまで気が回らへん。

自分の居る立場を認識する。ソレを受け入れる。そして自分の中で消化する。

ココまでが大変な精神労働や。

ソレを乗り越えん事には、スタート出来ひん。

今回の災害に関して、

「予想を超えた」「想定外の・・・」

被災者が言うと、もっともだと思う。

しかし、政府が言うと、同感出来ひん。いい訳にしか聞こえへん。

せめて「国」は、想定しときーな。予想しーな。

今まで、予想も、想定も出来てへんかっても、1ヶ月有ったら、出来る事ぐらい解るやろ。

やらなあかん事も解るやろ。

1万4000人の行方不明者。

けど、ソレって、誰かが「警察」に届けはった人数や。

ほんまに安否不明者は、カウントされてへん。

総務省が計算した被害総額25兆円。

違うやろ。

25兆円の中に、原発と風評被害の金額、入ってへんやん。

そやのに、たかが4兆円の補正予算を通すのに2ヶ月もかかるじゃー。

んなもん、待ってられへん。

被災しはった人らに、これ以上、待てとか、我慢しろとか、頑張れとか。

無理やん。もう充分限界を超えたはるやん。

被災者の訴えの中に「先行きが見えないから、人生設計が出来ない」言う人が多い。

「国」が、ちゃんと、責任持って、情報を集めて、状況を把握せんとあかんのに、

厚生労働省から7人行ってるだけで、何が解るの?

避難所の数は、解ってるだけでも2300カ所以上有るのに。

支援物資も、義援金も、すぐそばまで来てるのに、必要な人に届いてへん。

電気・ガス・水道のインフラ整備が一番大事やろ。

けど、ソレと一緒に、せんとあかん事。

避難所と、避難所の間に、毛細血管を張り巡らして、情報の収集と公開をする事。

そこまで民間人がせんとあかんのか?

ほったら「国」って、ナンのためにあるの?

「ぱぱへ あわびとか うにとか たことか こんぶとかいろんのをとてね ままへ いきてるといいね おげんきですか おりがみと あやとりと ほんよんでくれてありがと」…今朝の朝日新聞にのっていた昆愛美ちゃん(4才)の想い…ご両親も妹さんも行方不明。むごすぎます(涙)あんまりです。
こんな情報まで入ってくる。

以前に紹介した、関西広域連合のプロジェクトでは、震災孤児のための里親制度がある。

そこまで行かんでも、ホームステイの制度がある。1年間、子供さんを預かって、「普通の生活」をして貰いたいとの思いの家庭が登録してる。当然利用者に食費他の経費を請求する事はない。

利用者が無い理由をやっと把握したようで、今後、職員や、支援物資と一緒に、関西での受け入れ体制の広報活動もする。

ツイッター上では、今日も様々な情報が飛び交う。

その中で、現役の国会議員の発言。

政府には「広報」の能力がないし、個人のブログ・ツイッターの方が、情報伝達に適してるし、いっそのこと、広報をGoogleに頼んだ方がマシやって。

確かに言える。

日本国民の頭の中には

「国」=天下り団体に金が垂れ流される。ツーイメージが焼き付いてる。

地震・津波・原発・風評被害に、更に+して「政治不信」までが、災害になってる。

構想力・結合力・発信力。

政治家に求められる3要素が「政府」に欠落してるし、しゃーない。

けど、

しゃーないでは済まされへんし、今日も、俺は、ブログを書いている。

漁師さんは、毎日、海を見るのが当たり前や。

ソレが1ヶ月間、全く海が見られんと、今日やっと海を見はった。

その直後に余震や。

あの、漁師さんの気持ちを思たら・・・・・・・

昆愛美ちゃんの事も・・・・・


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