風評被害と桜

イチゴさんが泣いてる。椎茸さんも泣いてる。ヒラメさんも、アンコウさんも泣いてる。

イチゴさん・椎茸さん。他の野菜さん、ナンにも悪い事してへんやん。

ヒラメさん・アンコウさん。他のお魚さんも、ナンも悪い事してへんやん。

ソレを育てはった人、漁に出て取ってくれはった人、ナンにも悪い事してはらへんやん。

お百姓さんや、漁師さんは、泣く事も出来ひんやん。

怒りたーても、どこに怒りをぶつけたらええかも・・・・・・・・

全部「風評被害」やん。

ナンで、「いわきナンバー」のトラックまでが、荷物を運ぶな。って言われなあかんの？

かわいそう、とか、気の毒。とか言う言葉だけでは足らへんやん。

最悪や。

全部、データーの「広報」の仕方が悪いんや。

基準値(コレが曖昧なんやけど）を超えたモンだけ言うしやん。

コレは大丈夫です。コレも大丈夫です。って、一緒に言わなあかんやん。

「日本語」は、一つの単語で、複数の意味を持つモンが多い。

「徹底した情報開示」が出来るんかどーか、解らんけど、

発表する人は、相手の立場に立って、分かり易う言わなあかんと思う。

野菜さんや、魚さんみたいに、せっかく咲いてる円山公園の桜も。

誰にも見て貰えんと、散ってしまうのやろか？

桜が咲いた。

せっかく咲いてくれたのに。桜。

俺らを和ますために咲いてくれた桜やのに。

被災地の桜さん。お願いや。

せめて、被災者の人の心を癒してあげて。