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2011年4月28日木曜日

記者会見の雰囲気

どないなモンか。

俺には取材が出来ひん。

んで、ジャーナリストの方が、実際に色んな記者会見を取材したり、お達しとかをまとめて

「ブログ」にまとめて書いてくれはったし、そのまま。ここに転載。

ブログもすんごいの。赤文字クリックしたら、関連のユーチューブが出るし。

出典:石田雅彦氏のブログ「醍醐味ニュース」より。注:ご本人の許可を得ています。


どんな記者会見でも、スポークスマンというのは、受け手側に配慮した言葉を使うべきですね。
政府が国民に語りかけたり、加害者側が主催する会見では特にそうだ。
オレは前々から、東電本店や保安院などの会見で彼らがいわゆる「原発村」用語を使い続けることに首を捻ってました。
たとえば「4.7×10の15乗」などですが、市民大衆が理解できるよう、メディアが勝手に翻訳すればいいという放り投げ方ってのは、どんだけ上から目線で受け手の立場を考えない傲岸不遜ぶりなんだと。
ちなみに、この10のなんとか乗ってのは、民主党の議員勉強会でも文科省の役人が言って笑われてましたね。
そんな矢先に原子力安全保安院から「福島原子力発電所事故対策統合本部の共同記者会見の実施について」と文書が出てきました。
これまで東京電力原発事故に関する記者会見は、東京電力本店と原子力安全保安院、たまに原子力安全委員会が各個別にバラバラと開いてたんですね。
どうも情報の足並みがそろわず、国民に具合の悪いデータが出たらことだってんで、統一して共同記者会見をやるというお達しです。
記者会見に出席できるメディアや記者を、恣意的に選別できる可能性を残した方法に切り替えた、つまりは、ていのいい情報統制です。
どうも保安院ってのは、メディアと国民が違うレイヤーにいると認識しているみたいですね。
んじゃメディアのレゾンデートルとはなんじゃろう。
保安院はメディアがどこかの広告主の私物だとでも思ってるんでしょうか。

そういえば、保安院も最初は中村幸一郎審議官が、次に根井寿規審議官が会見をしてました。
しかし「本当のことを国民に伝えた」ということで二人とも即座に更迭され「安全デマ」ヅラ疑惑の西やんになったという次第。
政府・東電は、国民に真実を伝えようとせず、さらにウソで誤魔化すといのはデフォってことなんでしょうか。
震災直後はNHKもネット上で会見を生中継してたな(遠い目)
で、これは保安院の根井寿規審議官です。
福一原発で何が起きているか、事態を国民に伝えようという気迫がある。
いったい誰が彼らを更迭したのか。
それは、SPEEDIを文科省から内閣府へ移せと命じたヤツと一緒でしょう。
とにかく、政治家が官僚に「ちゃんとした数字を出せ」と、いくら言っても出しちゃきませんね。
自分たちに都合のいい操作された数字しか出てこない。
で、増税だ、社会保障の見直しだ、なんとかベクレルだとなる。割を食うのは、せっかく選挙で政治家を代えても甲斐のなかった有権者というわけです。

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