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2011年4月7日木曜日

ニーズの多様化

俺、京都市に住んでる。京都。日本が世界に誇る観光都市。

ソレが、どの観光地も、閑古鳥が鳴いてる。

ローカルな話になるけど、円山公園の夜桜見物。

いっつもは、花見客が大宴会をするはずが、酒を飲んでる人の姿もない。

桜だけがライトアップされて、寂しそうに咲いてる。

せっかく咲いてるのに。桜。

道を歩くと、外国人観光客に道を聞かれて当たり前のとこに住んでるし、道案内は達者なつもり。

その外国人観光客を全く見かけへん。

世界の人は、西日本・東日本の区別が解らへんのや。

他所の国の人は、西も東も関係無しに、JAPAN ナンやなぁ。

そやし、外国からは、「頑張れニッポン」って、成る。

頑張るんは、西日本が頑張ったらええやん。

もう、ええ加減に「自粛」は辞めよ。西日本は関西人のノリで、景気よう行こうな。

以前のブログで紹介したけど、関西在住の人間は、「関西広域連合」がある。

被災地に何か・・・と思える人は、各自治体のHPを見て欲しい。

どこの地域で、何が必要で、ソレをどこで受け付けてるか、確認してな。

ボランティアの方にも言いたい。

頑張り過ぎんといて。息の長い活動をするために。

ココまで広範囲に被害が及ぶと、被災した自治体・避難所・個人。ニーズのレベルがまちまちや。

阪神淡路大震災の時は、まだましやったし、各自治体が、指揮命令系統を造った。

今回は、規模が大きいし、自治体自体が被災してる。

支援物資・医療・ボランティアの活動。全てがスムースに行くためには、コーディネーターが必要や。

ソレをお上がしてくれたらええんやけど。出来てへん。

「本部」が無いし、自分の意志決定で動かなしゃーないなぁ。

民間のNGO団体の人らが、頑張ってくれてる。

早々と生活再建のメドが立ってる人。まだ、自分の現状さえ受け入れられへん人。

復興の度合いによって、その差はますます大きなるやろ。

これからのニーズは、もっと多種多様になる。

俺が心配してるんは、SOS が見落とされへんか、言う事。

弱い立場の人ほど声に出して言えへん。

お年寄りの人・障害のある人・持病のある人・アレルギーのある人。

耳をダンボにしてSOSを拾い集めて欲しいと思う。

俺も努力するし。

そういう人らが取り残されたらえらいこっちゃし。

ニーズは刻一刻と変わる。

SOSを拾い集めて、ニーズに応じて動かんと。

このブログを造る前。

恥ずかしい事に、俺も大声で叫んでた。

「支援の輪を広げよう」って。

最近、「支援」ツー言葉に違和感を感じて、使わんように成った。

何か、ニュアンスが違うねん。

俺的には「寄り添って一緒に歩きたい」気持ち。

メディアが「復興した」って、報道するのが恐い。

ソレは、ほんまの「復興」と違うしや。

ボランティアに来て貰う事が、うっとうしい。

そう思えるようになって、始めて、その人が「復興」しはるんやし。

みんなが、「ボランティアがうっとうしい」と思うまで、

俺は、一緒に歩いていきたい。

細うてもええ。

長く、長ーい目で。

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